走り続ける

トラブルは長い公演にはつきものですし、座長もカンパニーもスタッフさん含め、素早い的確な対応をしてくださったように思えます。それでもやっぱり遣る瀬無い気持ちにもなります。そして誠意で対応されたら誠意で対応すべきではないかと思うのです。勿論諸事情あると思いますが、自分を抑え過ぎることもないですが他人を押すこともないと思うのです。
私は余力を残して生活しています。狩猟民族として狩った後が一番狙われやすいことが本能にあるのか、死んだらそこで終わりだからか。でも光一さんは”続く”人なのだなと思います。コウイチにしても。だから全力で走りつづけるし、死んでも終わりではない。それはカンパニーや後輩に継承されていくものなのだなと思います。それが出来ない私はそれを尊敬するし、羨ましくも思い哀れみも覚え、それを邪魔するものには遣る瀬無い気持ちも持ってしまいます。
カンパニーもお客さんもファンも無事千秋楽を迎えられますように。